ルクの絵本っち☆

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029☆ミリー―天使にであった女の子のお話

ミリー―天使にであった女の子のお話ミリー―天使にであった女の子のお話
(1988/12)
ヴィルヘルム・グリム

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むかし、のどかな村のはずれに、
小さな女の子と母親がくらしていました。
ある日、村におそろしい戦がやってきたため、
母親は森のおくふかく、女の子を逃がすことに。
「3日たったら、もどっておいで…」
女の子は森の中で不思議なことにであいます。
あの「かいじゅうたちのいるところ」の
モーリス・センダックが5年がかりで絵をつけた絵本です。


息を呑むほどのすばらしいイラスト。
気品漂う絵本です。

まず、最初のイラストの
ものすごい描き込みっぷりにびっくり!
葉の一枚一枚まで丁寧に描き込まれています。
モーリス・センダックのすさまじい精神力に圧巻です。
あきっぽい僕には到底たどり着けない領域です。

ときおり現れる見開きのイラストの迫力ときたら!
あたかも自分が、
深い森に迷い込んでしまったかのような錯覚に陥ります。

昔、絵画の授業で描いた
ミケランジェロやサロメのフレスコ画の題材に
通じるものがあるような気がします。

大きな花の配置や、草木の扱い等
デザイン的な要素がたっぷり盛り込まれていて
何度眺めても、ため息が出ます。
額に入れて飾りたいぐらい!

突然訪れる最後の展開にも衝撃をうけます。
親子の無限の愛情や生と死の価値観等、
考えさせられる一冊です。


【ミリー―天使にであった女の子のお話】
文/ヴィルヘルム・グリム
絵/ モーリス・センダック
訳/神宮輝夫、ラルフ・マンハイム
ほるぷ出版
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コメントコメント


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真雪さん

こんばんは、コメントありがとうございます真雪さん!

読んでいただけてうれしいです☆

最近、物語が暗い方向へ向いてくると
どうかハッピーエンドでありますように!
って祈りながら絵本を読みます。
そうでないと、夜、布団に入ったとき、
とっても悲しい気持ちで眠りにつかないと
いけないですから…。

「ミリー」は、残念ながら悲しい方へ進んでしまいました(泣)

借りる時に、悲しそうな話っぽいぞ…と思ったら
もう一冊、笑えそうな絵本を
借りるようにしないといけませんよね。

「大人にお勧め絵本コーナー」にゴーリーがありましたか!
確かに、大人向けだけの情報では、
いくらなんでもですよね。
あの手のジョークはだめな人はだめですもん。

うちの図書館では
「芸術」っていうカテゴリにして逃げてました(笑)

ルクの絵本っち☆ | URL | 2010/03/22 (Mon) 00:06 [編集]


美しく、深い絵本ですね…

ルク様、こんにちは!

遅くなりましたが、「ミリー――天使にであった女の子のお話」、読みました。
第一印象は「美しい絵!」でしたが、美しいだけではなく、何か「怖さ」のようなものも感じました。

お話は、とても深い内容だな…と思いました。
「無垢な者を守りたい」という気落ちを強く感じました。

大事な者を、大切に大切にしたい…でも、それが許されない時、
人は祈るしかないのでしょう。

お話の中では聖人や守護天使が守ってくれますが、
ラストはやはり哀しい気持ちになりました。

まとまりがない感想でごめんなさい。

ところで、こちらの絵本、私は普通に図書館の「絵本の部屋」で借りたのですが、
その後「大人にお勧め絵本コーナー」にも置いてあるのを見ました!
何だか嬉しかったです。

このコーナーにはゴーリーの絵本が置いてあった時もありました。
それが「不幸な子供」でしたので、いくら大人向けとはいえ大丈夫かな…と心配になりましたが。

すてきな絵本をご紹介して下さって、ありがとうございました!

真雪 | URL | 2010/03/21 (Sun) 22:28 [編集]


真雪さんこんばんは!

こんばんは真雪さん!

いつもありがとうございます!

この絵本とってもシリアスですよ~。
是非お試しください☆

最近、なかなか図書館に行けなくて…。
図書館を一週間貸切にして、
どっぷり絵本を満喫したいなぁと思います。

図書館司書の方がうらやましい!

ルクの絵本っち☆より | URL | 2010/02/27 (Sat) 00:42 [編集]


美しい絵ですね

こんばんは!

とてもすばらしいイラストで描かれた絵本ですね。
ぜひ実際に見てみたいと思いました。

>突然訪れる最後の展開にも衝撃をうけます。
かなりシリアスなお話のようで、
少しドキドキしますが…探してみます。

いつも素敵な絵本のご紹介、ありがとうございます!

真雪 | URL | 2010/02/22 (Mon) 23:45 [編集]


 
 

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