ルクの絵本っち☆

あかがいちばん (2005/11) キャシー スティンスン 商品詳細を見る

お母さんはわかってくれないけれど、
赤は世界でいちばんすてきな色なの。
だれがなんて言ったって、
わたしは赤が大好き!

この絵本もGWに遊びに来てくれた
絵本の師匠オススメの一冊です☆

「おかあさんったら、あかのこと
　　　　なんにもわかってないんだよ」

小さな女の子の、
こんなかわいい語り口調で進んでいく
キュートな絵本です。

赤色を身につけると、いつもより楽しくて、
何でも出来る気分になる女の子。
ジュースが妙においしかったり、
高くジャンプできたり、
上手な雪球が作れたり。
そんな女の子が表情豊かに描かれています。

自分にもそんな時があったのかな…。
あふれ出す夢と希望、
驚きと発見の連続の毎日が。
あの頃は、出来ない事も
楽しく感じられましたよね。

出来ることも出来ないことも
一つひとつ、大切にやっていかなければ。

さしあたって僕は、このブログを続けることかな…グフフ

ちょっぴり背伸びした女の子が
とってもキュートで愛らしいステキな絵本です。

【あかがいちばん】
文／キャシー スティンスン
絵／ロビン・ベアード ルイス
訳／ふしみ みさを
ほるぷ出版

唐突ですが、歩いています。

自宅から会社までの道のり約2ｋｍを30分かけて。
めっちゃはりきって歩けば20分で到着です。

でも、30分かけて歩くのがイイのです☆

この少し余力を残した速さで歩くと、
今まで見えなかった
たくさんのステキなモノたちが見えてきます。







道端の数珠掛け桜の桜並木。
いまにも溢れそうな用水路の水の流れ。
売れている気配のないパンの自動販売機。
空中庭園ならぬ空中用水路。
普段見ることの無いパチンコ屋の裏側。
畑の鳥よけに使われているモルツビールの空き缶の群。

こういう景色を見ていると、モクモクと
なにやら妄想が浮かんできます♪

「定番のアイテムである
　“ももひき”を身にまとったおじいさんは、
　空き缶を作るために
　今日もせっせと晩酌をするのです。
　風呂上りのモルツビールは
　一日の疲れを癒す最高のアイテム。
　もちろんアテは巨人VS阪神戦。」

な～んて…


歩くとさ、今まで見えてなかったモノが見えてきて
楽しい妄想が膨らむンだよね～。

おとなになること (1995/10) サラ ミッダ 商品詳細を見る

おとなはかつて自分も子供だった事を
すっかり忘れてしまっている。
おとなの無神経さや子供の本当の心を、
サラ・ミッダが子供の目を通して、
皮肉とユーモアをこめてやさしく描く。

この絵本は、GWに遊びに来てくれた
“うんこ”という響きをこよなく愛すガラス職人で、
僕の絵本の師匠である
愛すべきY子のオススメの一冊です☆

なんて優しいブラックユーモア！
これがこの絵本の率直な感想です。

大人が忘れてしまっている子供の頃の思い。
そういった、忘れてはいけない大切な事を
かわいらしいイラストと
美しい手書きの文字で教えてくれます。

子どもの目線で書かれているので
記憶の中に眠っていた言葉たちが
フラッシュバックして、鮮やかに蘇ります。


何にでも興味をもち、何にでも感動したあの頃。

はじめて自転車にのれた時のこと
芝生や虫が肌にふれるとくすぐったいこと
ジュースをぶくぶくして楽しかったこと
ペットのうさぎを埋葬したこと
ふうせんガムを初めてふくらませた時のこと

つじつまの合わないことを言う大人への不満、
いつもいい子でいなければならないというプレッシャー…。

この絵本を読み終えた時、
モラルに縛られて、いつの間にか、
こじんまりと収まってしまっている自分が
客観的に見えてきました。

それが、大人になるということだったんだろうか…。
ふと、そう思いました。


自分自信への思いや、子ども達との触れ合い方。
そういったものを優しく見つめ直すことができる
優しいブラックユーモアがいっぱいつまった絵本です。

【おとなになること】
文・絵／サラ ミッダ
訳／江國 香織
ほるぷ出版

永かったブログ春休みがおわりました。

このまま、ブログ界から
フェードアウトしてしまいそうな自分を
なんとかかんとかして…
無事戻ってくることが出来ました。

色々あって、
eo光100MBからADSL12MBに
パワーダウンしての復帰です☆

お休みしてた間も
もちろん見てましたよ、みなさんのブログ！
本日から、また、みなさんのところに
お邪魔させてもらわねば…です。

これからも、またまたよろしくおねがいしますね☆